組合活動
総会・委員会など
毎年1回の通常総会及び毎月1回の理事会を開催し、組合の活動方針を審議しながら活動しています。
福利厚生・レクリエーション
賀詞交歓会
毎年初めに横浜市内のホテルにおいて「新年賀詞交歓会」を開催しています。賀詞交歓会には、組合員をはじめ賛助会員や協力企業の他、関係官庁、関係団体・機関の関係者をお招きして、盛大に開催しています。
当組合理事長の新年の抱負をはじめとして、ご来賓の祝辞を頂戴し、新たな年を迎えることを恒例としています。
懇親忘年会
毎年12月に1年間の締めくくりとして、横浜市内のホテルにて「懇親忘年会」を開催しています。親睦会には新年賀詞交換会と同様、組合員をはじめ賛助会員や協力企業をお招きして懇親を深めています。
永年勤続表彰
組合員企業の優良従業員に対する永年勤続表彰は、各企業から推薦された10年、15年、20年以上勤務した従業員を対象に行われています。表彰式は例年、通常総会の際に実施され、これまでに数百名が受賞しています。表彰式では、理事長が被表彰者に表彰状と記念品を贈呈し、感謝と敬意を表しています。
支部委員会活動
当組合は、横浜東支部、横浜西支部、川崎支部、県央支部、湘南支部の5つの支部から成り立っています。各支部では、地域の特性を最大限に活かし、支部長を中心に組合員の成長と発展を目的とした研修会や講習会、忘年会・新年会、そして各種レクリエーションを積極的に開催しています。
また、組合内部には総務、技術、環境保全、事業の4つの委員会が設けられており、組合活動の充実と向上、そして組合員間の結束と連携を深めるための様々な事業が行われています。さらに、ゴルフ大会や釣り大会といったイベントも実施され、組合員同士の親睦を深めるとともに、従業員の士気を高めることにも貢献しています。
セミナーおよび広報活動
組合員企業に必要な諸法規、行政施策、労働管理、塗装技術、防災管理、環境保全等広範囲にわたる新しい課題について積極的に取り組み、セミナーの開催や情報の提供を行っています。
また、組合の活動状況や組合員企業の事業内容を内外に紹介するため、組合事業の報告、支部活動、各種情報等を掲載した機関誌「神工塗ニュース」を発行するほか、毎年組合員名簿を作成し、配布しています。
青連会
青連会は、神奈川県工業塗装協同組合の青年部会であり、その会員は「神奈川県を中心とする地域で金属塗装を営む者、またはその後継者および幹部社員」と定められています。会の目的は、「金属塗装業に関する諸問題の検討や、次世代のリーダーとしての人格形成を図るために、その知識と経験を広げていくこと」にあります。特に、後継者の育成が現在の重要課題となっており、これに積極的に取り組んでいます。
会の運営には、会長、副会長、幹事、会計の役員が設置されており、毎月の例会と年1回の総会が行われています。また、他の工業塗装協同組合の青年部会との連携を強化するため、日本工業塗装協同組合連合会の全国ジュニア会が主催する総会や全国ヘッド会議、研修会にも参加しています。
神奈川県工業塗装技能士会
当組合は、技能士を称することができる者をもって、神奈川県工業塗装技能士会を組織し、神奈川県技能士会連合会の会員となっています。
当会は、技能士会の全国組織である一般社団法人 全国技能士会連合会及びその傘下の神奈川県技能士会連合会の目的と同様に、技能士の知名度の向上と存在感を高めることを目的としています。このため、神奈川県技能士会連合会の開催する「ものづくり体験教室(しごと・技能体験フェスタ)」、「手工業系職場体験」、「技能コンクール」への参加や展示出品を積極的に行っています。また、組合幹部が同連合会の役員に就任するなど、事業参加のみならず、運営にも貢献しています。
イベントの実施
神奈川工業塗装まつり
神奈川県工業塗装協同組合は、神奈川県下唯一の工業製品塗装加工の専業者団体です。神奈川県内に横浜東・横浜西・川崎・県央・湘南支部の5支部を置き、総務・技術・環境保全・事業委員会の4つの委員会を設けて各種の事業・行事を行っています。当組合の一大イベントは、全支部及び全委員会が総力を挙げて取り組んでいる、毎年度開催する「神奈川工業塗装まつり」です。
目的
神奈川工業塗装まつりは、塗装技能コンクールとともに開催することにより、組合員とその従業員の工業塗装技能の研鑽とレベルアップ、勤務意欲の向上と人材育成を目的として開催されています。第一回を平成4年2月に開催し、以後毎年開催しています。
このまつりではコンクール優秀作品等全出品作品とともに、瓢箪や人形に塗装を施した芸術品ともいえる特殊な作品、神奈川県立東部総合職業技術校の訓練生による作品なども展示しています。まつり協賛企業の製品カタログやパンフレットを塗装業界の皆様に配布し、最新の塗装関係機器や機材の普及に努めています。
これらの展示は会場である横浜新都市ビル(そごう横浜店)9階センタープラザにおいて行い、一般の方々や業界関係者に最新の工業塗装のPRを行っています。 さらに、まつりの展示終了後日を変えて、これも毎年神奈川県庁において、同様の展示し、神奈川県庁職員の他、県庁に来庁される方に工業塗装のPRを行っています。
塗装技能コンクール作品
神奈川工業塗装まつりでは、塗装技能コンクールに出品された作品やコンクールで入賞した作品を展示しています。毎年多くの方が世界的に採用されている塗装技術を
共 催
平成26年度までは、当組合単独事業としてまつりを開催していましたが、平成27年度からは次の関係組合等と共催で実施しています。
- 日本工業塗装協同組合連合会
- 東京工業塗装協同組合
- 埼玉工業塗装協同組合
後 援
後援は、工業塗装業界が関わる関係官庁、団体をすべて網羅しています。
- 神奈川県
- 厚生労働省 神奈川労働局
- 神奈川県職業能力開発協会
- 神奈川県中小企業団体中央会
- 神奈川県技能士会連合会
- 公益財団法人 横浜企業経営支援財団
協 賛
多くの企業に協賛していただき、塗装技能コンクールを開催しております。
- 関西ペイント販売株式会社
- 富士化学塗料株式会社
- 大同塗料株式会社
- 小柳ペイント株式会社
- 株式会社 サンコウ電子研究所
- 株式会社 コーエキ
- アネスト株式会社
- 有限会社 青史堂印刷
- 大塚刷毛製造株式会社
- サンエス工業株式会社
技能士の育成・技能向上の活動
技能検定の実施
神奈川県工業塗装協同組合は、技能検定を通して工業塗装従事者の技能の向上に積極的に貢献しています。
技能検定について
当組合は、厚生労働省(旧労働省)に金属塗装に係る技能検定国家試験の実施団体として認定されました。そして現在は神奈川県職業能力開発協会から、金属塗装・噴霧塗装の技能検定実技試験の実施を委託されている団体です。
この技能検定実技試験の実施は、当組合の伝統ともいうべき事業で、すでに50年以上の歴史があります。また、技能検定1級の資格を有する組合員が神奈川県職業能力開発協会から毎年度検定委員を委嘱され、実技検定試験に当たっています。
技能検定実技試験は、毎年夏(7月中旬~8月上旬)に実施されています。受験者数は毎回100人を超えており、最近では女性の受験者も見られるようになってきています。この試験を合格すると、1級では厚生労働大臣名の合格証書が交付され、2~3級では神奈川県知事名の合格証書が交付されます。そして、合格者は「技能士」を称することができるようになります。
基礎級技能検定の実施
近年、塗装企業において増加している在日外国人就業者(訓練生・実習生)を対象とした金属塗装・噴霧塗装に係る基礎級2~3級検定試験も委嘱された委員が検定を行っています。
この検定試験は、神奈川県職業能力開発協会が毎月企業の申込を受け、あらかじめ検定試験日を指定し、原則各企業において、随時実施されています。最近の傾向として、基礎級検定試験は増加傾向にあります。 このため当組合においても、基礎級検定委員の充実を図り対応しています。
塗装技能コンクール
塗装技能コンクールの出品者は、神奈川県工業塗装協同組合、東京工業塗装協同組合及び埼玉工業塗装協同組合の各組合員又はその従業員です。
現在、行われている工業塗装は一般的な塗装方法(スプレー塗装、静電塗装など)を採用しており、世界的に採用されている塗装技術と言えます。しかしながら、日本における塗装仕上がり(外観)に対する要求レベルが世界的に高い中で、塗装事業者は塗装技能・技術の向上や不良品率を下げる企業努力を積み上げてきています。同じ塗装回数、同じ塗装膜厚の条件で言えば、海外の製品と比較した場合、技術(技能)レベルはかなり高いと言えます。
工業塗装においては、電気製品、通信機器、自動車、OA機器等の金属製品、プラスティック製品等への塗装を行っておりますが、一般の方にとっては「工業塗装」という言葉は馴染みの少ないものと思われます。コンクールの出品作品をご覧いただき、工業塗装に従事している組合員、従業員及び協賛会社の従業員の優れた技術・技能の一端を感じとっていただければ幸甚です。
出品作品の審査は、2月中旬に外部の有識者及び当組合の技術委員長によって厳正に審査されます。
人材の育成
当組合では、人材育成にも力を入れています。
塗装技能・学科講習会
塗装技能士を目指す人や塗装の技能・知識の向上を図りたい人のために、毎年1回講習会を開催しています。この講習会は、技術委員会が当たっており、50年以上の実績があります。この講習会を受講し、技能の向上を図ることができたという方々から多くの塗装技能士を輩出しています。
この講習会の開催は例年7月頃開催しています。
東部校実習生への塗装実習
当組合は神奈川県立東部総合職業技術校の依頼を受けて、毎年2回、溶接・板金コースの実習生に対し、塗装実習の指導を行っています。講師には当組合のベテラン技術検定委員が当たり、授業は1回で2日間です。このカリキュラムは大変内容の濃いものとなっており、実習生の評判も上々です。
外国人実習生・研修生向け塗装技能講習会
当組合は、最近増加傾向にある外国人実習生・研修生向けに塗装技能講習会を随時行っています。研修は主に、外国人実習生・研修生の所属する企業において開催しています。この講習会においても多くの外国人実習生・研修生の技能の向上が図られ、また企業にも好評を得ています。
申し込みをご希望の場合 事務局にお問い合わせください。。
一般企業向け技能講習会
当組合では、平成27年度から、企業(の塗装作業者)向けに、技能講習会を開催しています。この講習会は、企業全体の塗装作業者を対象に講習を行うものです。
小中高校生向け体験学習会
当組合では、小中高校生などを対象とした塗装に関する手工業系職場体験講習会を開催しています。
開催場所は当組合の組合員企業の工場において、随時開催しています。